デザイナー

ユニークで学びある組織。UXデザイナーが語るBXセンターの魅力と業務内容

UXデザイナー / 福島 隆太

2020年入社 - 中途

SaaS新商品「digicare アナリティクス」などを手がけるPHC株式会社。現在私たちは、2020年にMedicomの新サービス開発組織として組成された組織「ビジネストランスフォーメーションセンター」で働く、UI/UXデザイナーを募集しています。

今回は、UXデザイナーとして働く福島さんに、PHCへ入社した経緯や業務内容、今後の展望やマッチする人材について話してもらいました。

ステップアップを目指してPHCへ転職

早速ですが、自己紹介をお願いします。

福島隆太と申します。韓国系 外資のメガベンチャー企業でデザイナーとして5年ほど勤務した後、2020年10月にPHCへ転職しました。前職はいわゆるデザイン受託組織で、toB向けUI/UXデザイン業務を主に担当していた形です。

どういったきっかけで転職を考え始めたのでしょう?

自分の所属する受託組織と他社のデザイナーの仕事の進め方の違いを気にするようになったことがきっかけです。

前職では基本的に、事業部のディレクターから考え尽くされたものが降ってきて、その通りに仕上げるやり方でした。組織の大きさやチームの役割を考えると仕方ない部分もありますが、個人的なステップアップを考えると、転職して揉まれた方が良いなと感じたので転職活動をスタートしました。

転職活動をする中で、PHCへの入社を決めたのはなぜですか?

自分は体を動かすことが好きなので、転職活動の軸として、体や健康にまつわるサービスと関われたら良いなと思っていました。その過程で医療業界のIT化が遅れていることを知り、興味を持ちました。「健康」「医療」のキーワードで転職先を探している中で、PHCとのご縁があり、入社を決意しました。

調査・分析しデザインに落とし込んでいくのが主な業務

福島さんの現在のPHCでの業務内容を教えてください。

2022年9月に正式ローンチした「digicare アナリティクス」という調剤薬局向けの分析ツールの設計やデザインを行っています。

調剤薬局向けのアナリティクスなので、売り上げや処方箋枚数などを分析できるツールなのですが、そこに関わる調査や設計を、PdM・開発とともにチームで進めており、僕はUI/UXデザイン業務部分を担当している形です。

UXデザイナーとしては具体的にどういった業務を担っているのでしょう?

UI/UXの比重は日々のタスクによって変化していますが、UXに関しては、他社の調査や分析しUIに落とし込む業務が多いです。

「digicare アナリティクス」は、つい先日正式ローンチされたばかりで、これまでずっと実証実験のフェーズだったので、ユーザーの意見や業界のニーズ、他社で使われているサービスを分析して構造化し、デザインに落とし込む作業が多かったですね。

自分で考え捌くことでの“成長”を実感

仕事をしている中で面白さを感じるところはありますか?

デザイナーが少ないこともあり、いろいろなやるべきことが降ってくるので大変ではありますが……元々の転職理由がステップアップを目指してだったので、そこが叶えられていることは面白いです。

最近入社していただいたデザイナーが、私の足りていないUX部分でリードしていただき、スピード感が上がってきていると感じています。学ぶ部分も多く面白いですね。あとは、業務内で自分で考えて捌くことが増えたので、成長できていると実感できています。

大切にしているのは「ユーザー目線・スピード・質」

仕事をする上で大切にしている考え方はありますか?

ユーザー目線を大切にすること。そして仕事のスピードを重視しつつ、質を上げることを重要視しています。

「ユーザー目線を大切にする」とは具体的にどういうことでしょう?

まずは「使いやすさ」です。そして「見やすさ」。基本的なことではありますが、“自分よがり”にならないように、俯瞰して見るよう心がけています。

それでもたまに、どうしてもデザイナーよがりになってしまう部分はあるので、日々PdMや開発とコミュニケーションを取り軌道修正するようにしています。それが“質”に繋がっているのではないかなと。

チームでプロダクトを作るという部分では、どのようなことを大切にされていますか?

ベースとして「ユーザーが使いやすいかどうか」「求めているかどうか」をそれぞれが軸として持っているので、そこを基準としながら、柔軟性を持ってチームを回していくことを大切にしています。

現状、社内の雰囲気はいかがですか?

まだカオスさはありますが、整い始めているなというのが正直なところです。組織やチームのメンバーが改善しようと努力し、どんどんまとまってきているところだと思います。

強みをすぐにアウトプットできるような体制に整えたい

福島さん自身は、どのようなUXデザイナーでありたいと考えていますか?

ビジネスを深く理解し、最適なユーザー体験を提供できるデザイナーでありたいなと思っています。

具体的にはどんなことを実現していきたいですか?

まずは、関わっているサービスを軌道に乗せ、それに伴うデザインの質を上げたいというのが直近の目標です。

体制面では、デザイナーへの依頼フローを整理したいです。まだまだ急に案件が降ってきた時にデザイナーが対応しているので、依頼フローを整えたり、デザイナーとしての組織作りを手伝ったりしていけたらうれしいです。

日々ぐるぐる変わっていく組織なので、その中で案件もスケジュールも要件も、全てバランス良く割り振って業務をこなせるデザイナーを目指していきたいですね。それが叶えば、自分のデザイナーとしての技量も鍛えられるのではないかなと思っています。

「柔軟で素直な方」「何か一つ抜きん出ている方」に入社してもらいたい

どんな方にPHCへ入社してもらいたいですか?

UXデザイナーに絞って言うと、プロダクトデザイン全般ができる方。 また、スキルレベルは異なりますが、印刷媒体やWeb媒体のデザインを経験し、キャリアアップとしてUI・UXデザイナーを目指している方ですね。具体的に求めている方としてはこの2つです。

そして、「柔軟で素直な方」は、BXセンターで活躍できると思います。そういった方は、日々変化する組織のスピードの中でも、デザインをアウトプットし成長できるはずです。

また、僕個人としては、「技術」「センス」「運」「野心」「熱意」「ノリ」何でも良いですが、何か一つ抜きん出ている方に入社してもらいたいです。制作スキルはデザイナーとしての経験があってこそですが、こういった“何か”を持っている方と、お互いに切磋琢磨して組織を盛り上げていきたいなと思っています。

最後に、応募を検討されている方にメッセージをお願いします。

医療業界と聞くと少し堅苦しいイメージはありますが、BXセンターは、多様性と柔軟性に長けたメンバーが多く、ユニークで成長できる組織だと感じています。やることは多いですが挑戦しやすい環境です。

少しでも興味があれば、一度話を聞いてみたりすることをおすすめします!